先取り学習のメリットとは?ちゃんと理解したい4つのポイント

こんにちは。
先取り学習を研究中の、さきどるパパ(@sakidoru_papa)です。

我が子の先取り学習を始めようと思うと気になるのが、

『具体的にどんな効果があるの?』
『本当に意味があるの?』

という、先取り学習のメリットや効果。

本記事では、先取り学習により得られる4つのメリットについて解説しています。

こんな方におすすめ
  • 先取り学習を始めようか悩んでいる
  • 先取り学習のことを調べたら、デメリットが多くて気になっている
目次

先取り学習のメリットとは?

先取り学習にはどんな効果やメリットがあるのでしょうか?
先取り学習のメリットは大きく分けて4つあります。

  1. 記憶が定着しやすい
  2. 学校の勉強で余裕が生まれる
  3. 自分のペースで事前に学習できる
  4. 苦手ポイントがあらかじめわかる

順番に見ていきましょう。

記憶が定着しやすい

先取り学習は、記憶に残りやすいというメリットがあります。
同じ内容を何度も学習できるので、その分「知識として定着する」ことが期待できます。。

具体的には、

先取り学習で1回目
学校の授業で2回目
宿題やテスト勉強で3回目

と、何度も学ぶことができるので、単純に回数を重ねる分、その内容に触れることができます。

なお、一定期間を開けてを繰り返し勉強することを「分散学習」と呼び、長期記憶に結び付くという研究結果があります。

長期的な分散学習の場合は、長期記憶の再活性化が可能なぎりぎりの限界で教材を再提示することが最も効果的となると予想することができる

水野りか 分散学習の有効性の原因 ― 再活性化量の影響の実験的検証― 1996

学校の勉強で余裕が生まれる

先取り学習は、「どんなことを学ぶのか?」を事前に知ることができるので、「知らないことの恐怖」を軽減し、「勉強に対する自信」がつきます。

新しいことを知ったばかりの状況では、物事を深く理解したり、余裕を持って楽しむことが難しいということが多々あります。

たとえば、自動車の教習所に入ったばかりのころは覚えることでいっぱいいっぱいで、運転を楽しむどころではありません。免許をとって運転に慣れてきてようやく、運転の楽しさを感じることができます。

何度も経験し、楽しさを感じる、余裕を持つことによって、自信が生まれてきます。

勉強への自信がつけば

  • 自己肯定感につながる
  • クラスで積極的に発言できる
  • グループ学習で友達をサポートできる
  • 覚えることに必死にならなくて良いので、自分で考えるチカラが身に着く

といった様々な効果が生まれます。

一方で、余裕や慣れは、油断を招くことも忘れてはいけません。
ウサギとカメの童話のように、気を抜いてしまってはせっかくの先取り学習も逆効果となります。

先取り学習のデメリットのひとつに、「知っているから大丈夫」と授業を聞かなくなるというものがあります。
デメリットもしっかり把握したうえで、先取り学習を検討するようにしましょう。

デメリットと対策についてはこちらの記事でまとめております。

自分のペースで事前に学習できる

小学校の授業は、45分を一区切りとして、すべての子に対してまったく同じペースで進みます。

つまり、勉強が得意な子に対しても、苦手な子に対しても、授業は同じペースで進むので、「もっと知りたい!」という好奇心旺盛な子、向上心がある子にとっては、授業が少し物足りなくなることもあります。

先取り学習であれば、子どもが得意な分野を、自分のスピードでどんどん伸ばしてあげることができます。

勉強が得意な子もいれば、運動が得意な子もいます。
子どもひとりひとりの個性に応じた学習の機会を与えてあげるられるので、自分で考えるチカラをつけたり、興味のある内容をいち早く見つけられる…というのが先取り学習の最大のメリットともいえますね。

苦手ポイントがあらかじめわかる

得意な内容がわかるということは、反対に「苦手なポイントもわかる」ということになります。
先取り学習でわからない箇所が明確になったら、事前に対策をしたり、学校の授業のときに質問することができます。

勉強嫌いになる子の多くは、

「授業についていけなくなったから」
「よくわからなかったから」

という理由を口にします。

勉強は「苦手だからやらなくて良い」と片付くものではありません。
先取り学習であらかじめ苦手ポイントを見つけて、親子で対策できるようにしましょう!

https://twitter.com/Um6UX5LpQkTd9Ut/status/1584826193496354816

算数は特に注意!

特に算数は、過去に習ったことを前提として次の単元に進む教科です。
ちょっとしたことでつまづいてしまうと、

わからない → つまらない → 次の内容もわからない → つまらない…

という負のスパイラルにハマってしまいます。
(最終的には、どんどん置いてけぼりになり、算数嫌いになってしまう子も。)

そこでオススメなのが、「無学年方式」の教材。

無学年方式の教材であれば、先取り学習だけでなく「後戻り学習(さかのぼり学習)」にも使えるため、万が一理解でずに進んでしまった内容があっても、遅れを取り戻すことができます。

先取り学習にはメリットがたくさん!

以上、先取り学習のメリットについてお伝えしました。

まとめ
  1. 記憶が定着しやすい
  2. 学校の勉強で余裕が生まれる
  3. 自分のペースで事前に学習できる
  4. 苦手ポイントがあらかじめわかる

一方で、先取り学習にはデメリットもあります。
メリット・デメリットをしっかり整理したうえで、先取り学習を検討するようにしましょう。

先取り学習のデメリットについては、こちらの記事をご覧下さい。

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この記事を書いた人

さきどるパパのアバター さきどるパパ 先取り学習アドバイザー

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