こんにちは。
先取り学習を研究中の、さきどるパパ(@sakidoru_papa)です。
先取り学習を始める際に決めておきたいのが、「先取り学習の目的」。
目的もなく先取り学習を始めると、思うように進まなず悩んでしまったり、途中でやめてしまう、ということも考えられます。
- 先取り学習を始めようか迷っている。
- なんとなく先取り学習を始めてしまった!
- 先取り学習をいざ始めてみたが、くじけそう…
今回の記事では、先取り学習を始めるうえでの目的やゴールについて、実際に始めている方の体験談をまじえて解説いたします。
先取り学習の目的とは?しっかりと考えたい理由
先取り学習を始める前に意識したいことは、「先取り学習の目的やゴール」です。
- どんな目的で先取り学習を始めるのか?
- 何のために先取り学習に取り組むのか?
を親がしっかり意識し、できれば親子でしっかり話し合ってから始めるようにしましょう。
なぜ先取り学習の目的をはっきりさせるのか?
その理由は「先取り学習で悩んだ時に、本来の目的に立ち返るため」です。
親がはりきりすぎて子どもに過大なプレッシャー与えたり、「先取り学習」に意識しすぎることで、勉強自体が嫌いになってしまう…という例もあります。
また、目的を明確にしないまま始めると、親子のモチベーションが下がったり、せっかく時間やお金をかけても成果が出ずいやになってしまうこともしばしば。
悩んだり、くじけそうになったときのために、
「なんで先取り学習を始めたんだっけ?」という本来の目的を思い出せるようにしましょう。
スマホや手帳にメモしておくのがオススメです。
先取り学習を始めるときに意識したい3つの目的
先取り学習の目的は大きくわけて3つあります。
- 中学受験のため
- 勉強でつまづかないため
- こどもの「学びたい意欲」を育むため
それぞれ見ていきましょう。
中学受験のために先取り学習をする
先取り学習は、中学受験を視野に入れてはじめる家庭は多いです。
小学校4年生までに中学受験を考えはじめたのが、全体の76.4%、というデータがあります。
Z会 イマドキ中学受験情報【12】2022年1月
https://www.zkai.co.jp/el/a/column/12-1/
多くの進学塾では、中学受験対策は小学4年生から開始します。
受験を意識する家庭では、小学3年生まではおうち学習、
小学4年生になってからは進学塾を検討することが多いようです。
勉強でつまづかないために先取り学習をする
「自分も勉強ニガテだったからなぁ…」
という経験から子どもが勉強でつまづかないようにと、「勉強への不安」から先取り学習を始める家庭は多いです。
最近の傾向として、男の子は国語が嫌い、女の子は算数が嫌いというデータがあります。
嫌いな教科調査結果 2021年8月
学研教育総合研究所 小学生白書Web版 2021年8月調査 8.学習について 好きな教科・嫌いな教科
https://www.zkai.co.jp/el/a/column/12-1/
また、小学3年生から「外国語活動」、つまり英語を学ぶことが、2020年度の学習指導要領記載されました。
英語に苦手意識をもたないように、と先取り学習をサポートされる方も多いです。
3~5歳は「ちえ」「めいろ」の学習ドリルをためしてみましょう
3~5歳と子どもが小さいうちは、「ちえ」や「迷路」の学習ドリルをためしてみることで意外な発見があります。
ポイントは、「好きなページをやらせる」ということ。
ついつい、最初の1ページ目からやらせてしまいたくなりますが、子ども思うがままにやらせてみると、時間を忘れて取り組んだり、苦手なポイントは飛ばしたり…と我が子の傾向がよくわかります。
実際にやらせてみると、
鉛筆を持つことを嫌がる・5分も座ってられないということもあるかもしれません。
子どもはじっとしていられなくて当たり前なので、これ自体を勉強嫌いとサインと決めつけるのは早計です。まずは好きなジャンルを一緒に見つけることから始めてみましょう。
子どもの「学びたい意欲」を育むために先取り学習をする
もともと子どもには「学びへの意欲」は備わっているので、それを後押ししたいという親も多くいらっしゃいます。
電車の名前をスラスラと覚える子、図鑑が好きな子、絵本が好きな子は「学びへの意欲」が強い傾向があります。
知育の延長線上と考えて、興味がある分野の知的好奇心を満たしてあげられるように、色々試してみましょう。
実際に、我が家でも、この「学びたい意欲」がきっかけです。
ひらがなやアルファベットなど文字を認識したり、読めるようになることに喜んでいたので、好きなら好きなだけ教えてあげよう!と、我が家で先取り学習を始めました。
先取り学習をはじめるときは、目的をはっきりさせよう
以上、先取り学習の目的についてお伝えしました。
- 中学受験のため
- 勉強でつまづかないため
- こどもの学びたい意欲を育むため
いずれもの目的も、「親子が笑顔になるため」という真の目的が隠れています。
先取り学習がきっかけで、勉強が嫌いになったり、親子関係にヒビが入ったら元も子も意味がありません。
子どもの「やりたい」を無視したり、親の「やらせたい」を優先しても、不幸になってしまいます。
本当に子どもが望んでいるのか、楽しんで取り組んでくれそうか、という点を親子コミュニケーションを通じて先取り学習を検討してみましょう。
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